自然災害に対する認識 -台風15号-

今回の一連の台風災害を通して、「自然災害に対する人々の認識」について考えさせられたので、文章としてブログに記述します。

まず、台風15号が当地へ再接近していた午後は、雨風が強まりまさに台風がきたと思わされるような天候となっていました。

筑波大学も午後の授業から休講となり、報道でもありますが関東各地で交通機関に大きな乱れが生じました。3.11の地震時を思わせるかのような首都東京の様子も見られました。

改めて都市の自然災害に対する弱さを痛感させられます。

今回の台風、の特徴として

・1週間前から沖縄近海をうろついていたこと

・本州近海で中心気圧示度が急激に深まったこと

が挙げられます。


果たして本州の人々のどれくらいが、この台風が1週間前に沖縄近海に位置していたことを認識しているのでしょうか。


それで、ここからが本題になりますが、今年は3.11から始まり台風12号、台風15号と被害の大きくなった自然災害に見舞われています。
で、思ったことを箇条書きにしてまとめてみると

①一般人の自然災害に対する認識が甘い、甘すぎる

②地学教育の充実はとても大切

③全般的に地球科学に対する興味・関心が疎遠で、マイナーな学問分野であるのか


*①について

私ツイッターを利用していますが、たくさんのフォローしている方々の自然災害に対する認識を垣間見ることができます。その中には過剰な、あるいは誤った認識をしている情報も多々見られます。

②はそれに関連するのですが、地学教育の充実は人々の自然現象に対する理解を深め、それが猛威を振るう時に生かされる知識を与えてくれるはずのものであると感じるのです。


中学理科や、高校地理で触れる単元はあるものの、本質的な部分が抜けているのではないでしょうか。

私は大学で地球科学専攻し、気象学を含む大気科学はもちろんのこと、水文科学、地形学、人文地理学、地誌学
、地震学・・・等様々な学問に触れてきていますし、中学生のころから関心を持ち自分で調べたりしていた記憶があります。
また、理科教育の方も勉強してきて、一応今年度教員免許を取得する予定です。


その立場から言わせていただくと、高校地学があまりにも遠ざけられているのでちょっとは充実させてもいいのではないかと感じるところがあります。

しかし、高校教育は大学受験のための勉強という側面が強く、非常に難しい問題でもありますが。。。


そこで感じたのが③であり、こうも自然災害に見舞われる日本で、地球科学に対して興味関心を抱くひとは少ないのではないのだろうかと思ったところです。

自然は身近な暮らしと密接に関わっている訳です。地球科学は(比較的マイナーな学問の)理学の数学、物理学、化学よりもさらにマイナーな学問となっている現状に疑問を感じたわけです。

日本の理科教育の結果がこうなって表れているのかもしれませんが、ともかく人々の自然災害に対する認識について色々考えさせられました。

まとまりのない文章となってしまいましたが、時間もないのでここで区切りとします。



あ、卒研の解析作業が進んでいなくて非常にマズイ・・・

この記事へのコメント